Chromiumベース「Edge」のWindows7版のプレビュービルドが公開(8、8.1もあるよ)

Edge
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Chromiumベース「Edge」のプレビュービルドが2019/6/19に新たに公開されました。

<新たに公開されたバージョン>
・Windows 7版
・Windows 8版
・Windows 8.1版
これで先行リリース版ではありますが、Windows 7端末でもEdgeが利用できるようになりました。
Windows 7の端末にさっそくインストール。
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入手方法/インストール

ダウンロード

Microsoft Edge Insider Webサイトからダウンロードできます。

Error

サイトにアクセスすると、ダウンロードボタンがあるのでそこからダウンロードできます。端末のOSを判断して、ダウンロードバージョンを自動的に変えてくれるようです。

↓Windows 7端末でアクセスした場合

Microsoft Edge Insider Webサイト

インストーラの「MicrosoftEdgeSetupDev .exe」(容量:1.56MB)がダウンロードされます。あとはインストーラを起動して、インストールしましょう。

インストール時の情報(2019/7/20時点)

【バージョン】77.0.218.4
【容量】約600Mbyte
【インストール場所】C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge Dev\Application

ちなみにGoogle Chromeは、以下のとおりでした。
【容量】677Mbyte
【インストール場所】C:\Program Files (x86)\Google\Chrome

少しアドインも入れていることも考えると、だいたい同じ容量ですね。

Chromium版「Edge」を使ってみる

インストールできたら早速起動して使ってみましょう。

日本語化

残念ながら、私は英語があまり得意ではないのでまずは日本語化します。

以下が日本語化の手順。

[画面右上の…] → [Settings] → [Languages] → [Add Languages]→ [Japan で検索] → [Japanese – 日本]にチェック → [Add] → [Japaneseの横の…] → [Display Microsoft Edge in this language]にチェック → [Restart]

これで日本語化されました。

ホームページも日本語化されています。

表示されるニュースも日本語圏のものに変わりました。

あぁ、ちょうど宮迫の闇営業謝罪会見の記事が・・・



使ってみる

IE11よりサクサク動きます。

スクロールもあまりカクつかないし、表示速度もまずまずです。

設定画面も洗練されて分かりやすいですね。

翻訳機能が便利

Google Chromeでできていて便利だと思っていたのですが、Edgeもできるようになりました。これは便利。

言語設定から設定できます。

翻訳したい言語の設定(言語横の…)から、「この言語でページを翻訳することを提案する」にチェックを入れると、翻訳できるようになるようです。

チェックを入れておくと・・・

アドレスバーに翻訳ボタンが出てきてページを翻訳できます。

ちなみに、どうやら初めて表示する言語の場合はページを翻訳するか聞いてきてくれるみたいですね。やるじゃん。

サイトのアクセス許可設定が細かい

Edge:サイトのアクセス許可

↑クリックで拡大

かなり細かく項目が設定できますね。(21項目ありました)

Cookie
位置情報
カメラ
マイク
モーション センサーまたは光センサー
通知
JavaScript
Adobe Flash
イメージ
ポップアップとリダイレクト
バックグラウンド同期
自動ダウンロード
サンドボックス化されていないプラグイン アクセス
ハンドラー
MIDI デバイス
ズーム レベル
USB デバイス
PDF ドキュメント
保護されたコンテンツ
クリップボード
お支払いハンドラー
それぞれに関して許可/ブロックを設定できます。

それにしても「モーション センサーまたは光センサー」とは、どういうデバイスを想定しているのでしょうか。

もしかして、HoloLensのようなVRやARデバイスでの利用を想定しているのでしょうか。

Windows10版との機能の違い

無い。

と、MSは言っています。

Introducing Microsoft Edge preview builds for Windows 7, Windows 8, and Windows 8.1
Update 6/26/19: Today we released the Dev channel for previous versions of Windows, now available in addition to the Canary channel released last week. You can

You will find the experience and feature set on previous versions of Windows to be largely the same as on Windows 10, including forthcoming support for Internet Explorer mode for our enterprise customers.

企業顧客向けのInternet Explorerモードの今後のサポートも含め、以前のバージョンのWindowsの経験と機能は、Windows 10とほぼ同じであることがわかります。

これまでは、Windows7とWindows10で格差がありましたがこれで差が縮まるかもしれませんね。といっても、もうすぐWindows7はサポート終了だし、Windows8を使っている企業は少ないと思いますが。

今後の実装

最初のCanaryビルドには、ダークモードのサポートの欠如やAADサインインのサポートの欠如など、いくつかの既知の問題があります。これらについては、間もなく解決する予定です。

Office365などを利用している方は知っているかも知れませんが、ダークモードとは単純に真っ暗ななテーマです。なぜか最近のMSはこのダークモード押しのように見えますが、なぜでしょうか。

ダークモードはすでに[設定]→[外観]→[テーマ]から選択することができました。

また、以前紹介した「IE11モード」、「コレクション(Collections)」などの機能は今のところは見当たりませんでした。「プライバシーツール」も正式な設定としては、設定画面に実装されていませんでした。

ですが、「プライバシーツール」については実装され、隠し設定画面から設定をONにできるようですね。

さいごに

これまでのIEに比べて大分洗練されているようで、IE11を使うぐらいだったら、プレビュー版とはいえこちらを使ったほうがよさそうかも。

ただ、firefoxやChromeを使いなれていると、プラグインなどの差で乗り換えるという気までは今のところ起きないのが正直なところ。

気になるのは、プラグインはすでに使えそうだということ。

マイクロソフト エッジ インサイダー アドオン

色々と充実してくれば、ワンチャンあるかも。

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コメント

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