新しいEdgeであるChromiumベース「Edge」のプレビュー版がリリースされました。
ダウンロードはこちらから↓
さて、さっそく会社の環境で利用してみました。その使い勝手はどうでしょうか。
会社のPCはWindows10、そしてOffice365を利用しています。
(本記事では以降、Chromiumベース「Edge」を新Edgeと呼びます)
旧Edgeからの移行はスムーズ
お気に入りをそのまま移行可能
これまでもEdgeを利用していたのですが、新Edgeをインストールすると最初に旧Edgeから設定を引き継ぐかどうかを選ぶことができました。
ここは「はい」を選択。
お気に入りが引き継がれるので、スムーズに移行できそうです。
また、最初から日本語で利用することができました。
家のWindows7端末では、インストール時にダイアログは出ませんでしたし、最初は言語設定が英語でした。これらの動作はWindows10環境だけなのかも。まぁ、Windows7にはEdge無いですしね。
自動的にOffice365アカウントでログインされる
ちょっとびっくりしたのは、インストール時に自分の名前が表示されたこと。
後述のシングルサインオンと関連しているかもしれませんが、インストール時に自動的にブラウザにサインインされるらしく「TARO YAMADAさんようこそ」みたいな表示が出ました。
Office365へのシングルサインオンをそのまま利用できた
会社のOffice365環境はシングルサインオンが利用できます。
ただし、OSがWindows10(Windows7はNG)かつ、IE11またはEdgeの場合のみシングルサインオンが可能で、Chromeでは認証(ID、パスワードの入力)が必要でした。
さて、新Edgeはどうかというと・・・
シングルサインオンでOffice365にアクセスすることができました!!
これは嬉しい。
新Edgeインストール後に、自分で設定などもしていません。また、インフラ側で新Edgeのためにサーバー側の設定やPC側の設定を変えているということもありません。
そのまま環境が移行できそうなのは嬉しいですね。
なお構築担当ではないので、どの仕組みを利用してシングルサインオンを実現しているかは把握しておらず、情報提供できず申し訳ありません。(ADFSだったような)
動作は旧Edgeに比べてとてもサクサクで快適
ひとまず新Edgeで以下のサービスを触ってみました。
Teams
Planner
Outlook on the Web
これはサクサク動く!
基本はEdgeたまにIE11を利用していますが、これらではどうも描画がワンテンポ待たされて少しストレスでした。しかし、新Edgeでは体感で待たされている感じが無くなり、ページを開いてすぐ描画されるように感じました。体感2倍ぐらい早いかも。
SharePointのクラシックなWebパーツページも、モダンUIのページも描画が早いです。
ブラウザの動作の快適さを比較すると、以下のような感じ。
会社ではEdgeの動きが気に入らず、IE11を利用している人が多いのですが、新Edgeなら多くの人がこちらを使いたがるかも。よし布教しよう。
まとめ
プレビュー版とはいえ、Office365環境なら新Edgeを使ったほうが幸せになれそう。
動作もサクサク、シングルサインオンもいけるなら使わない理由が(今のところ見つかって)ない。Chromeでも描画が崩れるとか、動作がおかしいということも無かったので、新Edgeも描画に関しては大丈夫だろうと思う。
IE11モードはまだ実装されていないようなのでそこは期待。
(なんか印象良すぎて怖い。ダメそうなところをこれから探してみよう。)
なお、一回だけSharePointの表示で謎のエラーが出たので、もしかしたらまだ不安定な部分があるかもしれないと感じました。ただ、それを補ってあまりある快適さでした。
よし、これから会社では新Edgeを利用することにしよう(笑)
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