スマホのゲームは基本無料で遊べるゲームが多く存在しています。
なぜ無料で遊べるかというと、広告費によって賄っていたり課金などがあるからです。しかし、一部の悪質のゲームやアプリは個人情報などを抜き出す目的でスマホに無料でインストールさせ悪用するることがあります。
あなたが面白そうなゲームを見つけてインストールしようとした際に、以下のようなメッセージが出たことがありませんか?
- 以下の情報にアクセスします
- 次へのアクセスが必要
といったメッセージです。
そして、そのメッセージの下には以下のような内容が記載されています。
- デバイス上の画像、動画、音声など
- Wi-Fi接続情報
- 電話番号、デバイスID、通話状況
など
これはアプリから「あんたの端末のこれらに自由に触って良いかい?」という質問です。ここで同意するを選んだ場合、あなたはそれを許可したことになります。
これらのアクセス要求は本当にアプリやゲームに必要なため要求している場合もありますが、たとえば不正にあなたのスマホの個人情報を抜き出す目的で行われている可能性もあります。
なんでただのゲームなのにデバイス上の画像にアクセスしたり、Wifiアクセス情報、電話番号などにアクセスする必要があるのか。。怪しすぎます。
そして、なんだか気持ち悪いですよね。
こういったアプリはセキュリティのリスクがあるのでインストールしないのが最も安全ですが、そうはいってもという場合があります。
そんな時に比較的安全にこれらのアプリをインストールする方法をご紹介したいと思います。
アクセス要求してくるアプリを比較的安全にプレイする方法
アプリのインストール後にアクセスを拒否する
実はこれらのアクセス要求はインストール後に個別に拒否することができます。
そのため、アプリやゲームをインストール後、アプリやゲーム起動する前に個人情報に関する気持ち悪いアクセス要求は拒否してしまえば比較的安全にゲームなどをプレイすることができます。
それでは手順を紹介します。
特定のアプリのアクセス許可設定を変更する手順
アプリの一覧やホーム画面の「設定」から設定画面に入りアプリと通知を開く
「○○個のアプリをすべて表示」をタップしてアプリの一覧を開く
一覧からアクセス許可を拒否したいアプリをタップして選択
アプリの権限画面から権限をタップして選択
拒否したいアクセス設定をタップして無効化
古いアプリの場合は以下のようなメッセージが出る場合がありますが、許可しないを選んでください。
これで手順は完了です。
不要なアクセス許可設定を拒否できました。
アプリがアクセス拒否した操作を行おうとした場合どうなるか
それではアクセス拒否した後に、アプリやゲームが拒否した操作を行おうとした場合はどうなるでしょうか。それは以下のようになります。
このキャプチャはPayPayのアプリで「カメラ」のアクセスを拒否していた状態で、QRコードの読み込みを行おうとした時に出たメッセージです。
このようにアクセス拒否をしておけば、実際にアプリが特定のアクセスを行おうとした際に許可を求めてきます。ここで問題ないアクセスと判断できれば、その時にアクセスを許可してあげれば良いのです。
ただし、もし起動時にアクセス要求をされ拒否したら起動できない、と言った場合は慎重に考える必要があります。そのアプリかなり怪しいかもしれません。
さいごに
今回、セキュリティを向上させる操作をご紹介しましたがやはり怪しいアプリはインストールしないのが一番です。
大量のアクセス許可を要求するような海外製などの怪しいアプリは、たとえGooglePlayからのインストールであっても警戒すべきだと思います。
インストールするだけで害があるアプリが無いとも言い切れませんので、あくまで自己責任で運用するようにしてください。
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