「試行錯誤」とは?

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人生なんて失敗の繰り返し。試行錯誤の連続です。

この記事では「試行錯誤」について解説と考察をしていきたいと思います。

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試行錯誤とは?

試行錯誤の意味

四字熟語の一つ。新しい物事を、いろいろ試して失敗しつつ完成に近づけてゆくこと。

引用元:wikipedia

失敗を繰り返して成功や完成に近づけることです。

人は失敗を繰り返して学習します。生まれた瞬間から試行錯誤の連続だったはず。

まさに今の私も試行錯誤しながらこの記事を書いています。

ちなみに最近AIに絡んで何かと耳にするディープラーニングとは、機械やAIにめっちゃいっぱい試行錯誤させるというものです。ググると何かすごい難しく解説してくれますが、人間が当たり前のようにやっていることですね。

試行錯誤を英語で言うと?

trial and error(トライアルアンドエラー)です。

よく言うtry and error(トライアンドエラー)は英語的には間違いです。

プログラムを動かすために、プログラムを修正しては動かして、修正しては動かしてを繰り返します。そんなときはトライアンドエラーする、とよく言うのですが間違ってたんですね(笑)

でも、ネイティブ相手ならtrial and error を使ったほうがよさそうですが、日本人相手であればトライアンドエラーと言ったほうが通じるでしょう。こちらのほうが定着していますから。

試行錯誤するべきとき、すべきでないとき

車輪の再発明

システム開発には頭がいい人が考えた格言みたいなものがあります。そのなかでも良くないプロセスの例を集めたものがあり、それをアンチパターンといいます。

そのなかのひとつに『車輪の再発明』というものがあります。
これは『誰かがすでに頑張って作ったものがあるのに、同じものを頑張って1から作っちゃうなんて無駄なことだ』というものです。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』という言葉があります。

これは初代ドイツ帝国宰相のビスマルクの言葉で『凡人は自分で痛い目みて学習するけど、私は他人が失敗したのを見て学習し、失敗を回避する』という意味らしいです。

あの店のランチまずかったな~。雰囲気も悪かったし。

そうだったんですね、じゃああの店行くの私はやめておきます。

つまり、誰かが通った道がある場合は試行錯誤して頑張るよりも、誰かの経験をもとにしてしまったほうが良いということ言っているんですね。

現在、インターネットが普及してちょっとググればたちまち何千、何万件も答えがヒットします。また、誰か同じようなことをした経験がある人に聞いてみれば、答えを持っているかもしれません。このような状況のなか、他人の経験から学ばない手はありません。

試行錯誤するのは馬鹿がやることなのか?

そんなことはありません。

もちろん、前例がないことをやろうとしたときは試行錯誤するしかありませんが、前例があったとしても、試行錯誤が必要な場面がほとんどだと思います。

なぜ試行錯誤が必要なのか

誰かの過去の経験や結果があったとしても、完全に条件が一緒なとは限らないからです。前提条件が違えば、おのずと結果は変わってしまうものです。あなたと私では年齢、性別、身長、体重、好きなもの、育った環境 etc あらゆる条件が違うと思います。そのため、結局その前提条件が異なる状態では同じ結果にならないため、試行錯誤が必要になってくるという訳です。

飲食店の評判をとってみても、例えばあるお店を不味いと言った人は濃い目の味付けが好きな人で、薄味だったそのお店を不味いと判断したかもしれません。もしあなたが薄味好きであれば、美味しく感じるかもしれません。

ダイエットでも「1日1食にしたらすぐ痩せるよ」という人がいて、その人が実際痩せられた事実があったとしても、あなたが実践して必ず痩せるとは限りません。むしろ太ってしまう可能性すらあります。

つまり、誰かが失敗しているからといって、最初からやめてしまうのはもったいないし、誰かがうまくいったからといって、あなたもうまくいくとは限らないということです。

大事なのは、あなたが主体的に考え判断し行動することだと思います。そうすれば、失敗しても納得して試行錯誤できると思います。

他人の経験を生かす

前提条件が違えば結果も変わります。
しかし、条件を限りなく近づけることができれば、結果も近づくということになります。つまり、試行錯誤せずに他人の経験をもとに成功することも可能な場合もあるということです。

例えば料理ですね。
同じ材料、同じ分量、同じ調理器具、同じ調理時間etcを再現できれば、同じ結果を出すことができるというわけです。

えっ、同じようにやったのに失敗した?それは同じじゃなかったんじゃないでしょうか。もう一度前提条件を見直してみてください。
また、完全に条件が一致しなくても、他人の経験が参考になることも多いと思います。他人の経験から自分の場合に当てはめて、想像し考えれば、1から試行錯誤するよりも早く完成や成功に近づけると思います。

まとめ

試行錯誤とは、失敗しながら完成や成功に近づくこと。
他人の経験を参考にしながら、最後は自分で考えて判断し行動しよう。

試行錯誤すべき時

前例が無いことをしようとするとき
前例があったとしても条件が異なるとき

試行錯誤するべきでない時

前例があり、やろうとしていることと条件が一致するとき

以上、ありがとうございました。

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コメント

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こんにちは、プカプカです。ふまじめなSE。
会社を辞めてフリーランスエンジニアになりました。今はSharePoint関係のお仕事やってます。Microsoft365勉強中。
ブログでは広大なネットの隙間を埋めるため試行錯誤の結果を共有していきます。

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