ブゥ~~ン・・・
家のエアコンの室外機がうるさすぎて色々といじっていたのですが、原因はコンプレッサーのせいでした。もっと言うと、コンプレッサーの吸音材が少ないせいだったかもしれないです。
まぁ、5年以上も使っているので老朽化で音が大きくなったというのもあるのかもしれませんが。
エアコンの機種
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-W254-W 2014年製
対策
最初は表面上な対策をしていたのですが、全然改善されなかったのでだんだん過激になっていきました。以下、対策の流れ。
レベル1:防振ゴム
室外機の足の所に置いて振動を抑えるものですね。
壁や床などの室外機との設置面との共振が原因で騒音が発生していた場合は、ゴムが振動を吸収して騒音を減らすことができます。
ゴムで騒音が減ったという記事やレビューなどもありましたが、我が家の原因は異なり効果はありませんでした。
レベル2:鉛シート
貼って共振を抑えるもの。
鉛シートは室外機自体の共振を吸収して音を低減させる。コンプレッサーから発生した振動が室外機のパーツを振動させビビり音などが発生しているケースへの対策です。
とりあえず、室外機にペタペタ張り付けてみました。これも 我が家の騒音には効果はなし。
レベル3:プロペラに油を差す
そろそろメーカー保証対象外な対策。
室外機を分解してプロペラの軸に油を差す。
軸の劣化や雨などによって軸の油が流れてしまい、軸とプロペラの摩擦やガタツキで騒音が発生してしまうケースへの対策です。
youtubeでこれで改善したという方がいたので試してみました。効果があったかな?と思いましたが、どうやら気のせいでした。これも我が家の騒音ではなかったらしいです。
レベル4:コンプレッサーに吸音材をプラス
これがなんと効果がありました。
ただし、完全に自己責任で良い子はマネしないでくださいって感じです。
どうやら私がうるさいと感じていたブゥーンという音。これはコンプレッサーの音でした。購入してからもう5年もったので経年劣化もあるかもしれませんがこれがだいぶうるさかったのです・・・
そして、今回はこのコンプレッサーの音に対策をほどこしました。
実は色々調べたところこのような動画を発見。
とても参考になりました。ありがとうございました。
この動画からわかることとして、メーカー/機種によって吸音材の設置のされ方が全然異なるということでした。
- ある機種ではコンプレッサーの周りに分厚い吸音材が巻かれている。
- ある機種ではコンプレッサーの周りに吸音材が巻かれて、さらにコンプレッサーが格納されている箱の内壁に吸音材が敷かれている。
- ある機種では箱の内壁に吸音材が敷かれているだけ。
という訳で、実際にエアコンの室外機を分解して中を確認することにしました。
中を確認してみると箱の内壁に吸音材が敷かれているだけのタイプでした。
また吸音材の効果を確かめるために、コンプレッサーの周りに囲まれていた吸音材を外してみたり元に戻してみたりしてみました。すると確かに吸音材があると無いとで音量が違うことを確認できました!
しかし・・・私は思いました。
『吸音材薄くない!?
てか、隙間もいっぱいあるしこれだと音漏れても仕方ないのでは!?』
(もしかしたら、コンプレッサーの音が抑えられているので吸音材はそんなになくても問題ないのでこのような設計になっているとか予算削減だとか、理由はあるのかもしれませんが。)
そして、以下のように考えました。
① コンプレッサーがうるさい
② 吸音材でコンプレッサーの音を軽減できる
③ コンプレッサーの音を静かにしたい
⇒ 吸音材を増やせばコンプレッサーの音をさらに軽減できるのでは??
という訳で、すぐにでも試して見たかったのでさっそくホームセンターに行って吸音材を購入してぶち込んでみました。
本当は元々エアコンの室外機に使われているこんな感じの吸音材(ニードルフェルト?)が欲しかったのですが、
ホームセンターでは見つからなかったため、このようなウレタン素材の吸音材を購入して中に詰め込んでみました。
結果、完全ではありませんが音量を下げることに成功しました!!
私の場合、隙間が意外と狭かったので分厚いシートを追加することはできなかったため少しカットして詰め込みました。これは機種によって異なると思います。
そもそも・・・
私はエアコンの専門家ではないので本当のところどうなのかわかりませんが、室外機の静穏性はこのコンプレッサーと吸音材が結構重要な気がしました。
でも、こればっかりは簡単に調べるのは難しそうですね。
電機屋いってもわかる訳でもなく、メーカーのHPとか見てもわかりませんもんね。
原因に合った対策が必要
エアコンの室外機の騒音の原因は色々あるということがわかりました。
今回試してみた対策自体はどれも効果があったという声はあるものです。(コンプレッサーに吸音材を足すというのは流石にやっている人はいませんでしたが。)
しかし、原因に対して有効ではない対策を取っても効果はなく、原因に合った対策が必要です。
原因をしっかり見極めて対策することが理想ですが、難しければひとつひとつ可能性を潰していけば原因にたどり着くことができます。
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