高級焼肉といえば思い浮かぶのは叙々苑ですよね。実は叙々苑には、さらに最高峰の位置づけである「游玄亭」という店舗があるのはご存知でしょうか。
それでは、游玄亭ではどのようなメニューが出るか気になりますよね。
叙々苑の中でも最高峰の「游玄亭」の中でも、1番高いコースとアラカルトメニューの中でも1番高いメニューを頂いてきたので紹介したいと思います。
ぐっと来たら、ぜひ食べに行ってください。よだれ注意。
叙々苑 游玄亭とは
叙々苑グループの最高峰“游玄亭”
「焼肉会席」と呼ぶにふさわしい游玄亭の料理は、上質で確かな素材の中から更に丹念に吟味を繰り返し、味はもちろん器や盛り付けにまでこだわった心づくし。游玄亭でのひとときが、お客様にとって最高の満足につながるよう日々精進してまいります。
引用:店舗案内>游玄亭
通常の叙々苑も高級ですが、游玄亭はその上をいくワンランク上のサービスを提供する店舗となります。
各種メニューも通常の店舗と比べると、同じメニューでも游玄亭のほうがなんと数百円高くなっていたりします。おそらくサービス料や手間が違うのでしょう。
<参考>
叙々苑 名古屋 錦三丁目店メニュー
游玄亭 名古屋メニュー
高級店ではありますが、普通に電話予約すれば普通に行くことができます。特にドレスコードなどもなく、実は気軽に(?)行くことができます。
今回は名古屋駅から徒歩2分の場所にある、游玄亭 名古屋でお食事させていただきました。
入り口からして、高級感のあるシックなつくりです。
今回のメニュー
游玄亭で最高に贅沢なメニューを注文
最高級のコース、最高級のアラカルト、飲み放題を注文します。
ちなみに予約は席の予約だけで、注文はお店に到着してから注文します。
游玄亭会席 <雪> 20,000円
特選シャトーブリアン 13,000円
飲み放題 2,500円
※ 2017年末時点の値段となります。
游玄亭会席 <雪> おしながき
おしながき。期待が高まります。
おしながき” width=”724″ height=”1007″>
珍味をお楽しみください。
お漬物
キムチの盛合せ。
サラダ
胡麻風味をお楽しみください。
チャプチェ
風味豊かな春雨と野菜の炒め和え物。
焼物盛合せ
タン塩焼、オマールテール塩だれ焼
特選ロース薄切焼、特選赤身焼
上ミノ焼、ホルモン焼
お食事物
デザート
メニューはそんなに多くないようで、焼物盛合せの品数が6品と多いです。これだけでも満足できそうなメニューですね。
游玄亭 飲み放題メニュー
メニューは意外と少なく、シンプルなメニュー構成になっています。
ビールは品質の安定している瓶ビール、日本酒、カシスカクテル、オレンジジュース、ウーロン茶など定番のメニューに絞られています。品数を絞ることで、ひとつひとつのクォリティを上げているのかもしれません。
事実、オレンジジュースを実際に頼んでみたところ、果実入りでひと味違うように感じました。ウーロン茶もしっかり香りを感じます。カシスカクテルはこれらを使うことにより、上質なカクテルになっています。
特別個室を利用
特別個室とは、別途10%の利用料で利用できる個室のことです。せっかくなので今回は特別個室を利用しました。
和風の個室です。6畳ぐらいですかね。
テーブルは金箔で装飾された高級なテーブル、扉もしっかりとした横開きです。また、テーブル以外の空間が広く取られているので、開放感のあるプライベートな雰囲気で楽しめる空間になっています。
サービスについて
游玄亭には焼肉屋さん定番の紙エプロンがありませんでした。
これは少々残念に思う方もいるかもしれませんが、そこは安心してほしいと思います。
なぜならば紙エプロンはありませんでしたが、布のエプロンが提供されるからです。使い捨てのエプロンにも布のエプロンとは、小物にも気が使われています。
驚きはこれだけではありません。
エプロンを店員さんがつけてくれます(笑)素晴らしいおもてなしの心です。
また注文聞きや各種対応は、担当の店員さんが付いて対応をしてくれます。ベテランの方が付くのかなと思ったら、意外にも20代ぐらいのおねえさんが付いてくれました。ですがそこはさすが游玄亭、気の使い方などはしっかり教育されています。
コース料理の紹介
さて念願のお料理が登場します。
オードブル - まずは軽い前菜から –
まずはオードブルから。
最初はお酒がすすみそうな軽いオードブルですね。
お漬物 - 箸休めに –
キムチです。さすが美味しい。あまり辛すぎない誰でも美味しくいただけるタイプの味です。さっそくごはんが欲しくなります。
あまりお腹が空いていなければ、これと白飯だけで満足できそう。
参考:漬物のこだわり
あっ、ちなみに単品だとキムチ盛合せ (小)で1,500円です。
ユッケ - 衝撃の美味しさ –
お品書きにはありませんでしたが、ユッケが運ばれてきました。お肉の容器が少し安っぽい感じなのは少し残念に感じましたが・・・
これがめちゃめちゃ美味しい!!
やわらかい触感と咀嚼するたびに感じるあぶらの甘み、そして卵黄のコクと甘いタレとごま油の香りが組み合わさり、無限に味わっていたくなる味です。
ちなみにこのユッケ単品で2,000円です。
今回のコースは20,000円ですが、ユッケを10品頼んで、延々とユッケだけ食べるのもありかもしれません(!?)
サラダ - 叙々苑の定番 –
いわゆる「叙々苑サラダ」ですね。味がしっかり付いていて美味しいです。
野菜スティックです。味噌をつけていただきます。
参考:叙々苑サラダのこだわり
チャプチェ - ずっしりとした存在感 –
歯ごたえのしっかりしたはるさめと、牛肉や人参、タマネギなどが炒められたチャプチェ。結構アブラを感じる風味でずっしりとした味ですね。
そして、使われている牛肉がやはり上質で美味しい。
タレ - 叙々苑秘伝 –
辛口のタレ、レモンだれ、甘口のたれの3種類が運ばれてきました。
参考:焼肉のたれ のこだわり
しかし、サラダなども含めるとここまでですでに7品!!これからお肉が登場しだす訳ですが、メインの焼肉が登場する前にすでに満足指数と満腹中枢が満足しだしています。
小食の人であれば、すでに前菜でお腹いっぱいになると思います!
焼物盛合せ - 待望のメインディッシュのお肉 –
注意:これは一人前です。
タン塩焼、オマールテール塩だれ焼、特選ロース薄切焼、特選赤身焼・・・っ!!
美しい・・・
もう赤身肉が食べたい!欲求が抑えられません。さっそくトングでつかみ、網で焼いていきます。
じゅ~、っとお肉が焼ける音と共に良いにおいがしてきます。
よだれがっ。
お肉の品質が良いので、軽くレアでも大丈夫でしょう。
軽く赤味を帯びたお肉を箸でつかみ、口に運びます。
美味い、美味すぎる!!
なんだこれは。自分は今、これまで食べてきた近所の焼肉と同じ焼肉という食べものを食べているのか!?
口の中で肉のうまみが爆発!!噛むたびにじゅわじゅわと和牛特有のうまみが洪水のように溢れてきます。
ここで先に運んでもらっていたご飯をお口に投入。
っっ!!?
脳内に快楽物質が溢れてきます!
そもそも、ごはん自体がむちゃくちゃうまい。これ、たぶん白飯だけでいけちゃうぐらいのうまみを感じる。どうやったらこの味になるんだ。
ともかく、うまみの塊のお肉と日本人としての心が最高と叫んでいるお米を同時に味わっている瞬間はとても幸せでした。
(※ 単品注文)特選シャトーブリアン - これが極みか –
これが最高峰の肉・・・シャトーブリアンです。美しい。
これだけで13,000円也。4切れなので一切れあたり、3,000円以上となります。
うん、あみやき亭ならこの一切れで90分食べ放題ができますね(笑)
今回は4人で来ていたので、シェアしてひとり一切れずついただきました。
じゅ~。
ぱくり。
__コースも終盤 お腹が・・・
さて、実は今回ひとつ失敗を犯してしまっていました。
それは飲み放題を注文し結構飲んでしまったことです。だって美味しいんだもん。
焼物盛合わせも後半は厳しい戦いとなってしまいました。
間違いなく美味しい。美味しいんだけど、体はもうそろそろ限界と訴えてくるのでした。
大食いに自信がある人でなければ、ドリンクは控えたほうが良いと思います。。
〆のメニュー(お食事物?) - 〆といってもメイン級 –
左はたぶん「えごまの葉漬」かなと思います。
おそらくごはんと一緒にいただく想定なのかなと思います。私の場合は、ごはんはお肉といっしょに頂きたかったので先に運んでいただいていたので、これは単品でいただきました。・・・?不思議な味でした。
そして、さらにスープも提供されます。
スープは2種類から選ぶことができ、私は「コムタンスープ」を選びました。もうひとつは「ユッケジャンスープ」だったかな?
スープなのにこの塊肉ですよ。
これ、普通にメインディッシュ張れるレベルだと思うのですが。
高校野球で言うと、強豪高校に在籍しているから控え選手に納まっているけど、普通の高校だったら4番エース級の実力を持っている。そんな感じ。
お腹の具合をメインディッシュをピークに調整していると、持っていかれますので注意。
デザート - まさかの1人3品 –
・・・何・・・だと?
デザートが3品運ばれてきました。
さすが最高級コース・・・いたれりつくせりです。
メロン。(マスクメロンかな?)
そして、抹茶ムースにゆずアイスです。
3品から選ぶのではありません。ひとり3品の提供です。
さすがにお腹いっぱいでしたので、少しずつ頂いて、泣く泣く残りは下げて頂きました。
さいごはコーヒーで一服 - ごちそうさま –
さいごはコーヒーで終了です。ごちそうさまでした。
総括
とにかくこの2つが感じたことです。
・品数がとても多い
ひとつひとつのメニューがメイン級で高次元の美味しさ
すべてのメニューが美味しくて驚きました。
そもそもライスだけでも、とんでもなく美味しかったです。
そして、どのメニューを取ってもライスとその1品で満足できるようなメニューが矢継ぎ早に登場する至福のひとときでした。
品数がとても多い
ともかく品数が多かったです。なので、ペース配分が必要と感じました。
ライスや焼物盛合わせの各メニューなども合わせると、約20品のメニューが提供されました。
おしながきに載っている品だけでも多かったですが、それ以外のサイドメニューがすごい量登場しました。
前菜で1食分、メインの焼物で1食分、〆とデザートで1食分ぐらいあったと思います。
たぶん、これを食べきれる人はそうそういないのではないでしょうか。
ですので、飲み放題を付けてビールをたくさん飲みながら楽しむ、というのはやめたほうが良いと思います。無謀です。
せいぜい、最初に1杯飲むぐらいにしたほうが良いでしょう。
まさに万漢全席
中国の時の皇帝は、宴会の席にて100人以上もの料理人に食べきれないほどの贅を尽くした料理を用意させ、一口ずつ料理をたべ下げさせたと言います。
あっ、中華1番というアニメの第51話の満漢全席のイメージです。(マニアック)
満漢全席とは、清朝の高級宮廷料理のことですね。
今回の游玄亭会席 <雪>では、そんな気分を味わえます。
気になるお値段は?(4人分)
今回は4人で楽しんだので4人分のお値段となります。
飲み放題 = 2,500円 × 4 = 10,000円
特選シャトーブリアン = 13,000円
——————————————————
メニュー小計:103,000円
どーん!10万円を超えてしまいました。
今回は特別個室を利用しておりますので、さらにここに特別個室料が10%上乗せされます。
特別個室料 = 103,000円 × 10% = 10,300円
——————————————————
小計:113,300円
個室利用料だけで1万円越えです。だいたい2時間の利用ですよ。そこそこのホテルに泊まれるぐらいのお値段となってしまいました。
まだまだいきます。まだ消費税が入っていないですね。
消費税 = 113,300円 × 8% = 9,064円
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合計:122,364円
消費税だけで約1万円となってしまいました。
そして合計は12万円となりました。1食です、1ヶ月ではありません。
そして、一人当たり約4万円でございます。
にこにこ現金払いでお支払い。ごちそうさまでした。
みんな叙々苑 游玄亭に行こう!
さて今回は1番高いコース(游玄亭会席 <雪>)とアラカルトメニュー(シャトーブリアン)を注文したため、これだけの高額なお食事となってしまいましたが、ぶっちゃけ普通のひとは食べきれません。
私は普通のサラリーマンなので、毎回この金額のディナーを食べていたら、数日で破産してしまいます(笑)
ですが、アラカルトで赤身ロース焼(2,700円)などのリーズナブル(?)なメニューとライスなどの注文あれば、1万円ぐらいのお手軽な値段(!?)で楽しむことが可能です。
それでも厳しければ、ライスだけでもむちゃくちゃ美味しいので、ライス(300円)と焼きのり(700円 ・・・!?)だけの注文で、約1,000円で楽しむことができます(!?)
高級そうなお店だからと躊躇せず、ぜひ1度行ってみて欲しいです。
美味しいものを食べている瞬間って幸せですよね。至福の時間が味わえますよ。
▽ 叙々苑 店舗案内
(思い出すだけでよだれが)
近くに叙々苑が無い場合は?
近くに叙々苑が無いなら、通販などで美味しいお肉を注文しちゃうのが手っ取り早いと思います。(じゅるり、涎が止まらない)
ちなみに叙々苑ではお肉の産地は決まっておらず、その日の市で良いものを選んでいるそうですね。
と言っても、せっかく高級お肉を買うなら信頼のあるブランドが良いですよね。たとえば、松坂牛でしょうか。
松坂牛専門のお店もあるようです。まぁ、家で食べるなら切り落としでも十分だったりしますが。
このサイトなら松阪牛切り落としなども扱っていますね。シャトーブリアン4切れのお値段で、500gぐらいの松坂牛を買えちゃいます(笑)
Amazonでも、松坂牛を取り扱っているみたいですね。手軽にゲットしたい場合はAmazonのほうが手っ取り早いかもしれません。
厳選 【 黒毛和牛 雌牛 限定 】 牛 カルビ 焼肉 500g
焼肉以外にもローストビーフなんかも良いですね。赤ワインやビールと一緒に頂いたら堪らないですねぇ。
例えばこのたわら屋さんは、ローストビーフ専門店でテレビ(満点☆青空レストラン)でも紹介されたそうで、とても人気があります。
いやぁ、この記事を書いている時は、本当に思い出しよだれが止まりませんでした(笑)
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