エレアコをアンプに繋いでも音が出なくなった。
この前弾いた時はちゃんと鳴ったのに。
エレアコのピックアップ(プリアンプ)の電池が切れたのかも
エレアコをアンプに繋いでも音が出なくなった場合、本体に設置されているピックアップ(プリアンプ)の電池が切れてしまった可能性があります。
このタイプは実は電池で動いています。楽器店で買った時には最初から電池がセットされていますのでそのまま使えますが、使っているうちに電池は切れてしまいます。
電池が切れる原因
電池なのでいずれは切れます。
ですが、もしかしたら電池が切れるのを早める行為で切れたかもしれません。その原因とは、シールドを指しっぱなしにすること。
私も知らずにやってしまい、電池を切らしてしまいました。。
ほとんどのタイプは、ジャックにプラグが刺さると電源がONになって電池を消耗してしまうそうです。使い終わったらちゃんとプラグを抜きましょう。
電池の交換方法
電池の設置場所は大きく分けて2つのタイプがあります。
本体の外に設置されているタイプ
これは説明不要で簡単に交換できると思います。電池ボックスを抜いて電池を交換してください。
本体の内部、サウンドホールの中に設置されているタイプ
お分かりいただけるでしょうか。ギターのサウンドホールの内部、ヘッド側に何やら黒い入れ物らしきものがあると思います。ここに電池がしまってあります。このタイプの場合は、電池を交換するために弦を外してあげる必要があります。ちょっと面倒ですね。
さて、どんな風になっているかの情報が意外と少なかったので写真を載せていきたいと思います。ちなみにギターはHeadwayの「HDC-V090SE/ME」です。
弦を取り外して電池ボックスを取り出す
黒い入れ物はマジックテープで本体内部に張り付けられていたので、手を突っ込んで取り出します。これまたマジックテープでついていた蓋を剥がすと、中に電池が入っているのが見えます。
電池を配線の接続部から取り外す
電池を取り出すと、配線ににつながれた接続部と繋がれているので取り外します。少し力を入れれば簡単に取り外せます。
この電池は普段はあまり見かけない9Vの角型電池ですね。私は楽器店で買ってきましたが、マンガンで200円アルカリで500円ぐらいで売っていました。
新しい電池を接続
新しい電池を取り付けます。+とーの接続部はそれぞれ形が違うので、特に迷うことなく簡単に付けられると思います。
新しい電池を入れ物に仕舞って、本体に取り付ける
電池を接続したら最初の時のように入れ物に電池を仕舞って、再度入れ物を本体の内部に取り付けます。
サウンドホールに思いっきり手を突っ込む感じになります。
あとは弦を張ってあげれば完了です。
これで再度アンプに繋いで音が鳴ればOKです。
さいごに
弦を外して電池交換するのは面倒なので、アンプが鳴らない場合は念のため他の可能性をつぶしてから電池交換をしたほうが良いかなと思います。断線とかね。
ですが、エレアコを初めてアンプに繋いでシールドを繋ぎっぱなしにしてた覚えがある人は、まぁ間違いなく電池切れで間違いないとは思います。
私もこのエレアコを買ってから1年ぐらいは普通にアコギとしてだけ使っていましたが、つい最近初めてアンプに繋いで遊んでいたところ、急に音が出なくなってしまいました。シールドをずっとつけっぱなしにしていたからです。
こうやって人は学んでいくんですかね。
<関連記事>