ロシアのウラジオストクの老舗メーカー沿海製菓のチョコを食べてみた感想です。
今回は「 カイエンペッパーと塩アーモンド 」のチョコレート。唐辛子とアーモンドを混ぜちゃったチョコレートは果たして美味しいのか。
カイエンペッパーまたはカイエンヌペッパー(Cayenne pepper)は、赤く熟したトウガラシの実を乾燥させた香辛料。暗赤色から鮮紅色をしており、スコヴィル値が30,000-50,000と強い辛味がある。スペインのトウガラシであるアヒ (aji) と同じものと言われる。
引用:Wikipedia カイエンペッパー
カイエンペッパーはタバスコの10倍ぐらいの辛さで、普通の鷹の爪と同じぐらいの辛さの香辛料です。
ちなみにロシア語では、Кайенский перец и солёный миндаль と書きますね。
Кайенский перец(カイエンペッパー)
и(と)
солёный миндаль(塩漬けアーモンド)
パッケージ
唐辛子とアーモンドと塩の結晶が躍動感ある感じでデザインされています。アーモンド自体はチョコと良く合いますからよく見ますが、唐辛子はなかなか見かけませんね。中々挑戦的な見た目です。
サイドはこんな感じ。
そして裏面に成分表。
Cayenne pepperがしっかりと入っております。
カイエンペッパーと塩アーモンドチョコレートの感想
チョコを見ると大きめの粒粒が見えます。これがアーモンドですね。まばらに入っているようです。
まずは匂いから・・・
普通のチョコレートです。さすがに唐辛子に匂いなんて無いのかな。
それでは一口・・・
普通に美味しいアーモンドチョコだこれ。
くちどけが良く上品なカカオの香りにアーモンドが良いアクセントです。
そして、ちょうどチョコレートが溶けて口の中に広がってきたあたりからカイエンペッパーの刺激がやってきます。舌をぴりりと刺激し、飲み込む際にも喉に刺激を残していきます。
辛さはそんなに強くなく、辛いというよりはピリリとした刺激を感じる程度です。カレーの中辛が食べられる人であれば全然大丈夫だと思います。
ちなみに塩アーモンドということでしたが、塩気はあまり感じませんでした。
結局美味しかったのか
これは美味しいですね。
どちらかというとちょっと大人向けのチョコレート。
海外のチョコにありがちな甘すぎな感じもなく、アーモンドチョコとして美味しく頂けます。そしてカイエンペッパーの刺激が意外にも良いアクセントになっています。
ハイボールやワインなどの付け合わせとしても良さそう。バーでこれが出てきたら「おっ!」とちょっと驚いてうれしくなってしまう奴ですね。
さいごに
これと同じメーカーの商品に「ウニと昆布味」のチョコレートがあり、そちらのほうは後味のせいであまり美味しいと言えるか微妙なものでした。
ですが、今回の「カイエンペッパーと塩アーモンド」は普通にチョコレートとして美味しく仕上がっておりうれしい驚きでした。
海外のちょっと変わったお菓子だけど普通に美味しくいただける、そんなチョコレートなのでロシアのお土産にちょうど良いと思いますよ。
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