知っておきたいコロナワクチンの接種時期と効果

コロナ
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新型コロナワクチンについての情報が厚生労働省のホームページでまとめられています。

情報が結構多いので個人的にまとめてみます。なるべく厚生労働省のHPから情報を引っ張ってきました。

期待もありますが過度な期待のしすぎは禁物です。

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新型コロナワクチンの効果

ワクチンは病気への耐性をつけるもの

接種することで病気に対する免疫をつけて、病気にかかりにくくしたり、かかっても症状が重症化しずらくするもの。なので、完全にかからなくようなものではありません。インフルエンザ予防接種と一緒です。

ワクチンを接種できたからといって、これまで通り気を付ける必要があることは意識する必要があります。ワクチンが国民に行き渡ればこれまでの生活が完全に戻ってくるかというと、そんなことは無いのかもしれません。

新型コロナのワクチンの効果はまだ明確ではない

臨床試験や接種が始まってから期間が浅く効果や安全性は確認中です。

また、新型コロナのワクチンは複数開発が進んでおり、種類によって効果は異なる可能性があります。

世界中でワクチンの開発が急がれていますが、本来ワクチンはそんなに簡単に作れるものでもなく、また通常は安全性や効果、副作用などを確かめるために通常は非常に長い期間(数年~10年以上)かかるもの。

新型コロナが流行してからまだ1年ちょっとである現状では効果が十分に確認されたワクチンはまだないということですね。特例的に早期に利用の許可を出しているということです。

新型コロナワクチンの有用性の情報

ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社は、開発中のワクチンを投与した人の方が、投与していない人よりも、新型コロナウイルス感染症に発症した人が少ないとの結果又は中間結果が得られたと発表しています。

引用:新型コロナワクチンについてのQ&A

一部の海外製のワクチンについては、予防の効果があったという中間結果が得られたという報告があったようです。ですが詳細は確認中とのこと。またこれらは海外での検証なので日本でどうなるかは未知数です。

ファイザー社のワクチンについては臨床試験で95%の予防効果があったと発表がされています。

有効性に関する主解析において、BNT162b2は1回目接種から28日経過した時点以降のCOVID-19の予防に95%の有効性を示した。本解析は確定診断された170例のCOVID-19発症例を対象とし、プラセボ群で162例、ワクチン群で8例の感染がそれぞれ認められた。

引用:ファイザーとBioNTech、COVID-19ワクチン候補の国際共同第3相臨床試験で
すべての主要な有効性評価項目を達成

なおアメリカで開発されている新型コロナのワクチンについては、2度の接種が必要で、2回目の接種を受けるまでは免疫が完成しないとのこと。

副反応

副反応とはワクチンの接種に伴う免疫の付与以外の反応のこと。軽度だが頻度の高い副反応と重度だが頻度の低い副反応などがあります。

軽度の例:熱や倦怠感、頭痛など(インフルエンザワクチンで数%など)
重度の例:アナフィラキシーショックなど(インフルエンザワクチンで0.0004%など)

参考:Wikipedia 副反応
参考:日本ワクチン産業協会 副反応ってな~に?

新型コロナワクチンの副反応については、厚生労働省の「ワクチンの有効性・安全性と副反応のとらえ方について」でまとめられています。

これを見ると割と多くの方に副反応が出ていることがわかります。

ファイザー mRNAワクチン、アストラゼネカ ウイルスベクターワクチン、いずれも50%以上の方に接種部位の軽い痛み、40%以上の方に疲労感、頭痛、不快感、筋肉痛などがあるようです。

接種する際にはもちろんこういったリスクについても十分説明があると思いますので、十分理解して接種をした方が良さそうですね。

とはいえ、こういったリスクはありますが接種することのメリットのほうが大きければ、接種した方が良いということになりますので、そういった判断がなされているのだと思います。

ワクチン接種が可能になる時期

一般の方はいつになるかわからない(早くても2021年5月~)

ワクチンの接種時期は優先順位があります。
基礎疾患の無い65歳未満の一般の方の接種時期は2021年1月時点では未定です。

ワクチン接種の優先順位と時期
  1. 【2月下旬】コロナ患者等に頻繁に接する医療従事者等・・・(約400万人)
  2. 【3月下旬】高齢者(昭和32年4月1日以降に生まれた方)・・・(約3600万人)
  3. 【4月以降】基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者・・・(約1020万人)
  4. 【未定  】それ以外の方

※妊婦を優先するかどうかや、子どもが接種の対象となるかどうかなどは、安全性や有効性の情報などを見ながら検討中

詳細はこちら(厚生労働省:新型コロナワクチン優先接種についての検討案

一般人は3月下旬から接種開始された約3600万人の高齢者の方が接種し終わり、さらに基礎疾患を有する方、高齢者施設等で従事されている方の接種が終わってからなのでいつになるんでしょうか。

埼玉県が行った医療機関向け説明会では、一般の方への接種は早くて5月という見通しを示したとのことですので、他県でも似たような状況になると予想できます。が、やはり早くてもということなので夏以降という可能性も十分にありえると思います。

医療従事者の先行接種について

なお一部の医療従事者一万人に先行接種をするそうです。

すでに医療機関の方に優先接種の案内なども来ているそうですね。ただし、これは日本人特有の副反応の有無などを確認する調査も兼ねているとのことで、治験的な位置づけもあるようです。

しかし、医療機関の方に副反応が出てしまった場合、医療体制にダメージがありそうなんですが大丈夫なんでしょうかね。最初は健康な人から希望者を募って接種してもらうなどの方が良いような気もします。

補足

医療従事者とは

新型コロナウイルス感染症患者に頻繁に接する期間のある以下の方々を指しています。

  • 【病院、診療所】医師・職員
  • 【薬局】薬剤師・職員
  • 【患者を搬送する方】救急隊員・海上保安庁職員・自衛隊員
  • 【自治体等】職員
  • 【宿泊療養施設、患者移送】患者に接する方

基礎疾患とは

肥満(BMI 30以上)の方*もしくは基礎疾患で通院/入院している方を指しています。

  1. 慢性の呼吸器の病気
  2. 慢性の心臓病(高血圧を含む。)
  3. 慢性の腎臓病
  4. 慢性の肝臓病(ただし、脂肪肝や慢性肝炎を除く。)
  5. インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
  6. 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
  7. 免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
  8. ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
  9. 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
  10. 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
  11. 染色体異常
  12. 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
  13. 睡眠時無呼吸症候群

*BMI30の目安:身長170cmで体重約87kg、身長160cmで体重約77kg

接種方法

新型コロナワクチンは無料

外国人も含めて、すべての方に無料で接種を行う見込みとのこと。

全国民に提供できるワクチンの数量を確保することを目指しています。外国人も含め、接種の対象となるすべての住民に全額公費で接種を行う見込みです。接種の際に、国民の皆さんの費用のご負担はないようにいたします。

引用:厚生労働省 皆さまに知っていただきたいこと

とはいえ無料と言っても、結局は税金からなので外国人も含めにはちょっと引っかかりました。

が、そもそも受けてもらわないと困りますし、近隣のアジア諸国でいうと中国や韓国も国民全員にコロナワクチンを無料で接種できるようにするということらしいです。

住民票のある市町村で予約制で受けられる

ワクチンを受けられる場所、方法は以下の通り。

  • 国内の接種は住民票がある自治体で受けることが原則(例外あり)
  • 市町村から配布されたクーポンによる予約制(医療従事者は不要)
  • 医療機関や市町村が用意した会場で受けられる

参考:厚生労働省 新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保について

出張や転勤で住民票を移していない人は注意が必要かも。例外としては、

  • 出産のために里帰りしている妊産婦
  • 遠隔地へ下宿している学生
  • 単身赴任者 等

となっているので、出張や転勤は単身赴任者に当てはまるか微妙ですね。

接種は努力義務

接種は基本的には受けてください、というものになります。

努力義務(どりょくぎむ)とは、日本の法制上「〜するよう努めなければならない」などと規定され、違反しても刑事罰や過料等の法的制裁を受けない作為義務・不作為義務のことである。

引用:Wikipedia 努力義務

ですが、完全に強制ということではないので自己の判断で受けないことも可能です。

また以下のような一文もあります。

接種の勧奨及び接種の努力義務については、予防接種の有効性及び安全性に関する情報等を踏まえ、政令で適用しないことができるものとする。

引用:予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案について

まだ効果や安全性が完全に検証されていないワクチンですので、万が一、接種に問題があるとわかった場合は努力義務を適用しなようにできるということですかね。

参考:新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種事業について
参考:予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案について

ワクチンは選べない?

接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。また、複数のワクチンが供給されている場合も、2回目の接種では、1回目に接種したワクチンを同じ種類のワクチンを接種する必要があります。

引用:厚生労働省 新型コロナワクチンについてのQ&A

なお以下の記事では、選択できるようになるのが望ましいという見通しを示している一方、その場合の現場の混乱も懸念しています。

参考:新型コロナ 接種ワクチン選択は医療機関や市町村単位で 厚労省

いずれにしても早い段階では、海外のファイザー社やアストラゼネカ社のワクチンとなると思われ、日本産のワクチンはまだ先になると思われます。(国内のワクチンは最短でも2021年月から臨床試験開始であるため)

参考:開発状況について

予約システムについて

で、予約システムはどうなるかちょっと心配、と思って検索してみたらすでに色んな会社が新型コロナウイルスの予約システムの提供をしているんですね。

でも各市町村でどのような体制を作るか検討しなくちゃいけないのでそれはそれで大変そうです。

システムもいっぱいあるようだし、どれかを採用するかとか、独自のシステムを使うかとか問い合わせ対応どうするとか考えることはいっぱいありそうです。

さいごに

ワクチンについては、まだまだ情報が揃っていないのが現状です。一般人は早くても2021年5月以降の接種となりますが、受けるも受けないも自己責任だと思いますが情報を各々でキャッチして判断していきたい所です。

とはいえ、デマや不正確な情報など色々飛び交うと思いますので、なるべく信頼のおける情報を見極めていきたい所です。

コロナが流行してから1年経ちましたが、収まるどころかどんどん感染者が増えており遂には再度の緊急事態宣言がなされるほどになってしまいました。

生活に制限がかかりコロナの恐怖と共に生活しなければならない現状ですが、これまでの生活が帰ってくることはもう無いのでしょうか。ワクチンが希望のひとつになることを願います。

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